文法

関係代名詞で混乱しやすいWhatとThatの違いや使い方を解説!

関係代名詞のWhatとThatの違いや使い分けは難しいですよね。これらは、似ているようで特徴が大きく違うので使い方も大きく変わってきます。今回は、関係代名詞におけるWhatとThatの違いや使い分け方について例文を交えながら解説していきます。

関係代名詞って何?

そもそも、関係代名詞とはどんな役割を持っているかご存知でしょうか。関係代名詞は、前後の文を繋ぐ接続詞と代名詞の役割の両方を併せ持っています。関係代名詞の後に続く文を名詞節として扱い、先行する文や句に接続して1つの文として扱うことができます。

限定用法と継続用法

関係代名詞には、先行詞の意味を限定するための「限定用法」と先行する文に繋がりを持たせるための「継続用法」の2つの使い方があります。詳しく知りたい方は、以下の記事で紹介しているので参考にしてみてください。

WhatとThatの違い

WhatとThatは、どちらも関係代名詞としての役割と持つことができます。これら2つの関係代名詞に共通して言えることは、他の関係代名詞とは異なり継続用法として使うことができないという特徴があります。なので、基本的にWhatとThatは限定用法として使うことになります。

では、関係代名詞のWhatとThatはそれぞれどう違うのでしょうか。これらの違いについて、解説していきます。

関係代名詞 WhatとThatの特徴

この関係代名詞の大きな特徴の1つが、先行詞を必要としない関係代名詞であることです。他の関係代名であれば、限定的な意味を付加するための句が先行します。しかし、What場合はそれ自体が先行詞としての役割を含むため先行詞が存在しません。

2つめの特徴として、「もの・こと」といった状態や名詞のような形で成立します。Thatの場合は、先行詞を必要とします。また、「もの・こと」だけでなく人に対しても使うことができます。Thatとの違いがわかるように、関係代名詞のwhichと比較した簡単な例文を紹介します。

Whichを使った場合は、以下の例文のようになります。

I saw a thing which father bought yesterday.
私は、昨日父が買ったものをみた。

Whatを使った場合は、a thingがなくなります。これは、What自体が a thing の役割を持っているからです。

I saw what father bought yesterday.
what ~ = 父が昨日買ったもの

Thatを使った場合は、a thingがwhich同様に必要になります。

I saw a thing that father bought yesterday.
(a thing) that ~ = 父が昨日買った(もの)

Whatの慣用句を紹介

最後に、関係代名詞のWhatを使った慣用句を紹介します。

What is 比較級

「さらに〜なことに」という表現ができる慣用句です。moreを使った例を紹介します。

今日の夕飯は豪華で、そのうえ美味しい。
Today’s dinner is gorgeous, and What is more, it is delicious.

What is called

「いわゆる〜」といった表現ができる慣用句です。

その本は、いわゆるマンガ雑誌です。

The book is what is called manga magazine.

What S was

昔の状態を表すことができる慣用句です。used to beと同等の役割を持ちます。

私の体は10年前とは違います。
My figure is not what it was ten years ago.

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