文法

英語力を上げる関係代名詞の制限・非制限用法の役割や使い方を解説

今回は、英語文法の関係詞について解説していきます。

関係詞には、関係代名詞と関係副詞に分けられ英作文を作る上では欠かすことのできない要素です。この関係詞を使いこなすことができれば、英作文の幅が広がりより深いコミュニケーションや文章を書けるようになっていきます。

関係詞を学び、より英語力を高めて幅広いコミュニケーションを取れるようになりましょう。

関係詞とは

関係詞は、修飾する文章節(形容詞節、副詞節、名詞節)を作って言葉を具体化するという役割を持っています。

関係詞は、言葉を具体化する役割を持っています。形容詞、副詞のような役割をします。具体的にいうと、〜した人・〜みたいな人・〜している物などや名前など、付け加えることでより具体的に表せるようになるという表現です。

some personやa cat・a windowなど、単体では具体的な意味を持たない言葉があった場合、そのまま文中で使っても相手は具体的なイメージがしづらいですね。"ケンカしている猫"、"割れた窓"の方がより具体的で想像しやすくなるでしょう。

関係詞には主に3種類あります。関係代名詞、関係副詞、複合関係詞です。今回は関係代名詞を扱います。

関係代名詞について

関係代名詞には、制限用法と非制限用法の2つがあります。関係代名詞の中でも、whichがもっとも使われて次にthat, whoが使われています。

関係代名詞の利用法には、主格・目的格・所有格が存在する。

制限用法

制限用法には、以下のような特徴があります。

  • カンマで区切らない
  • 限定用法とも呼ばれる
  • 人・もの・こと・場所・時間・理由の6つに分類
  • 特に、場所・時間・理由は関係副詞と呼ばれる

非制限用法

  • カンマで区切る
  • 継続用法とも呼ばれる

関係代名詞の前には名詞がくることが多く、その名詞を修飾している。この時、その名詞のことを先行詞と呼ぶ。この先行詞は、存在しない場合もある。

それぞれの用途の違い

ニュアンスの違いでは大きくthatとそれ以外に分けられます。thatは複数ある中から特定の人やモノを示すときに使います。「あの人」「あそこのモノ」といったような明確に示す場合です。whichは、複数ある中のいずれかのモノに使うといった感じです。また、それぞれ省略するケースもあります。

thatとwhichの違い

thatは、「あれ」という意味で特定の人・もの・ことを指し示す時に使われる。もし、修飾する対象が複数ある場合は、他の関係代名詞を利用することになる。

My father is the man that is calling on the seat.

whichは、「どれか」という意味でもの・ことを指し示す時に使われます。人に使うことはできません。また、疑問詞を構成する際にも使われる。何か選択肢に対して、関係代名詞を利用するときはこちらを使うことになる。

I will eat hamburger which I can buy on the store.

その他の関係代名詞

whoはwhichと同様、「どれか」という意味で人を指す場合に使われる。目的格の場合は、よりフォーマルなwhomが使われることもある。

制限用法と非制限用法の違い

制限用法は先行詞を修飾するために使われますが、非制限用法は先行句に付加的な情報をつけるために使われます。

それぞれ以下のような使い方があげられます。

制限用法

Hakata is famous ramen what flaver tonkotsu with thin noodle.
博多は、細麺でとんこつ風味のラーメンが有名です。

非制限用法

I am from Hakata, which is famous Motsunabe.
私は博多出身で、博多はもつ鍋が有名です。

WhichとWhatの使い分け

以前、関係代名詞のwhich, who, thatを解説したのでこちらも参考にしてみてください。

まとめ

今回は、関係詞の役割や使い方について解説しました。

関係詞は、thatとそれ以外の疑問詞を使う場合で違いがわかりにくいという部分がありますが、英文の幅をとても広げてくれるものでもあるのでしっかりと理解することで英語力向上に繋がっていくと思います。

今回の記事を通して、関係詞について理解が深めていただけたら幸いです。

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