iOSアプリを開発したいけど、最初は何を知っていたら開発できるのかわからないですよね。
これから紹介するUIクラスは、ほとんどのアプリで使われているくらい重要なクラスというのがあります。逆に言えば、これらを知っていればアプリを開発することは可能なんです。より複雑なことをしたければ、作ったものにAPIやDBを扱う機能など必要な機能を追加していくことで複雑なアプリも開発できるようになります。
iOSアプリを開発するにはそれなりのコツがあります。今回お伝えするのは、その一部だと考です。これらを知っているだけで、アプリの作りやすさが大きく変わってくると思います。
よく使うクラスの紹介と使うポイント
アプリケーションの全体像を決める重要クラス
- UIViewController
- iOSアプリ開発で最も重要なUIクラスです。これが全ての画面のベースとなります。1つの画面を管理し、このクラスを切り替えていくことで画面を切り替えることが可能になります。
- UINavigationController
- UIViewControllerを管理するクラスです。アクションを書けばUIViewControllerを切り替えることは可能ですが、切り替える前はどの画面だったか、その画面に戻るにはどうしたらいいのかをユーザーにわかりやすく伝えるために使われるクラスです。
- 画面の切り替えが必要になるアプリは、UINavigationControllerを使うかどうかでユーザビリティが大きく変わります。
画面の構成を決めるパーツクラス
- UIView
- UIViewControllerは各画面を管理するクラスでしたが、このクラスは1画面内の構成を作るためのクラスになります。画面の全てのパーツはUIViewもしくはUIViewを拡張したクラスが使われていると考えていいでしょう。このクラスを組み合わせていくことで、画面の要素が構成されてい行きます。これから紹介するクラスは、どれもUIViewを継承しています。
- UIButton
- これは、iOSアプリでボタンを実装するためのクラスです。このクラスは、あらかじめUIに対してイベントをキャッチするロジックが実装されています。そのため、改めてイベントをキャッチするロジックを実装する必要がなくなります。
- UILabel
- このクラスは、画面上にテキストを表示するためのクラスだ。文字を表示したいときはこのUIを配置して表示することができます。
- UIImageView
- このクラスは、イメージを表示するためのクラスだ。UIImageというクラスがあるが、ここにイメージを読み込んでUIImageViewにセットすることで画面上に表示することができます。
- UIColor
- このクラスは、UIなどに色をつけるためのクラスだ。色をRGBで指定をしてセットすることでUIに好きな色をつけることができます。
多くのiOSアプリで使われているクラス
- UITableViewController
- 今やスマートフォンアプリでは当たり前のように使われているリスト表示をするためのUIです。このクラスはUIViewControllerを継承していて、リスト表示する画面を作ることができる上にリストを選択した時の処理なども行うことができます。以下のクラスを使うことで、データの扱いなども簡潔にすることができます。
- UITableViewCell
- UITableViewControllerなどでリスト表示をする際に、リストの各要素となるクラスです。リスト表示したいテキストなどをここにセットすることで好きなテキストをリスト表示することができます。
- UIAlertController
- このクラスは、画面上にアラートを出すことができるクラスです。何かユーザーに選択させたり知らせたりするときにアラートを表示させることで注目させることができます。
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まとめ
今日紹介したクラスを使うだけで、簡単なiOSアプリは開発できてしまいます。何も知らないとハードルは高く感じてしまいますが、少し知っているだけでハードルは一気に下がりますよね。難しく考えず、まずは簡単なアプリを作ったりして試してみてくださいね。
- よく使うクラスの紹介と使うポイント
- アプリケーションの全体像を決める重要クラス
- 画面の使い勝手を決めるパーツクラス
- 多くのiOSアプリで使われているクラス
ぜひこれらを使ってアプリを作ってほしい。
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